山の精気をいただきに行く

いい天気なので久しぶりに山へ行くことにした。最近はほとんど山に行けず、足の筋力がずいぶんと落ちたうえ、お伊勢参りで少し膝を痛めたので、リハビリをかねて軽いルートにした。駅から登山口まですぐの山であること、家から近いこと、短くて簡単なルート、自然林が多いことなどを条件にいろいろ考えて、比良山系に出かけることにした。JR湖西線で北小松まで行き、ひとつ山越えして麓の集落へ下りるルートだ。

私は疲れたときに山へ行って、山の陰の気を浴びると精気が蓄えられるので、海よりも好きなのだ。精気が得られる山は、手が入っていても自然林でなければいけない。杉の植林の山では山に生命力がないのでだめである。自然林の中で、山の精気と私が一体となる瞑想をする。山の神様の恩寵を受けに行くのだね。

登山口あたりから自然林が多く、天気も良かったので気持ちがいい。途中で沢沿いに歩いていたら、ルートを間違えたのだが、そのおかげで絶好の瞑想場にでくわした。地面は落ち葉が厚くてすわり心地良く、適度に日が当たる林だった。山の神のお導きだろう。ここで天の気と地の気を私の体で交流させる瞑想をした。瞑想していると、ヒーリングエネルギーに変化させるバリエーションを思いついたので、やってみたらなかなかよい。鍼灸治療のパワーがあっぷされるだろう。

私はヨーガや仏教、人智学を中心にずいぶんエソテリックな行をやったが、結局は神道にいきつくのではないかと密かに思っている。神道の行はしたことがないのだが、自然の中に神を見る神道が、自分にすっきり治まるような気がしている。日本人だからかなぁ。

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密教文献はムズイんじゃ!

先日書いた覚鑁の「五輪九字明秘密釈」にはどんなことが書いてあるか、概要だけでも知りたくて、ネットサーフをしていたが、見つからなかった。そこで大正新修大蔵経のテキストデータを検索していたら、原文があった。さっそく印刷してぱらぱら読んでみたんだが、仏教の基本用語は知っているとはいえ、知らない専門用語も多く、密教文献は難しい(/o;) 

五蔵観の概要はつかめたが、五大と五蔵の対応関係が、五行と五蔵の関係とは違うので、これはどうとらえたらいいんだろう。。。専門書読まないと分からない。

それはそうと、読んでいてひらめいたことがある。五行色体表から五行曼陀羅をつくって、瞑想の道具にしようかと。。。

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五蔵を瞑想する -多賀大社フォーラム感想2-

今回の多賀フォーラムで予想外の収穫は「興教大師・覚鑁(かくばん)の身体論と身体技法」という正木晃先生の講演だ。

正木先生は密教研究の専門家なのだが、私が大学生のころはたぶん本を出版されていなかったのではないかな・・・少なくとも読んだ記憶はない。そのころは松長有慶先生・金岡秀友先生などの大御所が大部の研究書を出したり、若手なら津田真一先生、頼富本宏先生あたりが本を出し始めた頃だったように思う。そうそう、アマゾンで正木先生の本を調べていたら、大学時代の恩師のひとり、ツルティム・ケサン先生と共著を出していらっしゃるじゃないか。『チベット密教』という本なのだが、何年も前に買っておいて、ほとんど読まずに本棚に眠っているのを思い出した。ツルティム先生は、私が授業が受けていた頃にはだいぶ日常会話が上手くなっておられて普通に会話できたが、学術書を日本語で執筆されるのには少々苦しかったのか共著が多かった。正木先生もそういう感じで共著?・・・なんてヨタ話はどうでもいいですね。

さて覚鑁は真言宗中興の祖である。真宗でいうと蓮如みたいなものだな。その覚鑁に『五輪九字明秘密釈』とい主著があって、そこに出てくる「五蔵観」のエッセンスを解説するというのが正木先生の講演だった。この密教の五蔵観はどういうもので、中国医学の五蔵とどうちがうのか?あたりが話のポイントだった。

この五蔵観の前提には、密教 -- というよりインド思想でいう五大という考え方がある。万物の構成要素を地水火風空の五つのカテゴリーに分けたのだが、これが現象として何を指しているのかがまず問題になる。「アリストテレス四因説における形相因か質量因どちらに相当するのか?」、私は形相因に相当する、形相因を五つの性質に分類したものだと考えている。でないと五大を瞑想の対象とするときに意味がなくなるからだ。五大は現象として何に相当するか?という重要な問題は手元にあるインド哲学関係の本をしらべてもあまり明確に書いていないものが多い。瞑想もしない仏教学者もいるし、自分の瞑想体験を論文に反映しても論文として評価されないからなぁ。このあたりのことを正木先生に質問したかったのだが、質問の時間が無くてヒジョーに残念だった。

五大を形相因に相当すると考える理由を神秘学的(人智学的)に考えてみたい。形相因は人智学でいうところのエーテル界、人間ではエーテル体に相当する。このあたりは人智学の師匠の高橋巌先生に教えていただいたことなので間違いは無いだろう。「いわゆる瞑想」には止観の二種類があって、止は意識の働きを止めること、観は積極的に何かをイメージすることだ。前者を集中、後者を瞑想といってもいいだろう。ここで重要なのは、瞑想でイメージする像が何であるか知ることが重要である。

瞑想におけるイメージングでは像を表象することから始まる。最初期の段階ではこの像はエーテル体に映し出されたもの、というのがシュタイナーの考え方だが、イメージングを続けていくと像がエーテル界に働きかけるようになり、意識がエーテル界と一体化するようになる。意識がエーテル化することによって対象が物質界に関するものなら物質に作用し、霊界に作用するものなら霊界の作用するのだが、それがエーテル界の知覚体験ともなる。これは自我(Geist/atoman/人間の霊的部分が)がエーテル界に広がり一体化することでもある。密教における行法における入我我入、インドの宗教思想の梵我一如の体験の入り口であり核心でもある。

それから正木先生は密教における五大と五蔵の関係のお話をされているときに、「五蔵観の臟を、(中医や解剖学的な?)臓腑と直接結びつけてはいけない。(五大の)水は液体だからね・・・」という主旨のことを言われた。これを聞いて私は「そのとおりだ!」って思ったのですが、あとあと考えてみると、中医の五蔵より六気と結びつける方がいいだろうと思った(体内の六気は普通、暑は入れないで五気になるが)。臓腑が正常に働いているときは六気(五気)は正気だが、臓腑が失調すると内生の邪となる。たとえば肝は風の気をコントロールする臓腑なので、肝の臟が失調すると内生の風邪が発生する。このとこについても質問したかったけどほんとうに残念だ。

まあ正木先生の話を聞いてこんなことを考えていた。企業秘密を少し漏らすのだが、中医理論の理解を深化・再構築するために臓腑の形と気、六気を対象にした瞑想をしている。『五藏六府形気観』『六気観』といったところか?こんなヘンタイチックなことを考えているのは日本の鍼灸師の中でもあまりいないのではないかと思うのだが、何人かはいそうだとも思う。。。そういう方がいらっしゃればぜひコメントまたはご連絡ください。

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名人芸 -多賀大社フォーラム感想1-

今回の書き込みはプロもくしくは学生向けであり、考えることがあってわざとわかりにくく書いているのでご容赦を。

9月の2日から3日にかけて滋賀県の多賀神社へ、多賀大社フォーラムという鍼灸の研修会に行って来た。プログラムは後援している六然社のHPある。どの演題も興味があったので、1日治療院を休診にして、いそいそと出かけていった。どれも内容も密度も高く大変勉強になった。はっきり言って安すぎて恐縮したくらいだ。

演目で一番聞きたかったのは2日の南谷旺伯先生の散鍼の講義だった。南谷先生は、昭和の名鍼灸師のひとりとして名高い井上恵理先生の直弟子である。散鍼のやり方にはいろいろ流儀があるが、井上先生の系統のは見たことがなくて、以前から見たかった。

鍼灸の流儀にはいろいろあって、それは人間観から診察方法、具体的な刺し方にまでおよぶ。時代々々によっての流行なんてのもある。当院は中医系の古流派をベースにしており、鍼を刺す時の姿勢・身体操作の基本は中国武術の身体操作方がベースにある。だから患者さんの体を鍼で刺激する方法は中国的である(ただし学院派の荒っぽいやり方とは全然違う)。いろいろ工夫して、日本人に合うように改良しているが改善の余地はたくさんある。そこで最近気になっているのが超浅刺と散鍼である。超浅刺は大分の首藤博明の発案になるもので、これは見たことがあり、特訓中である。私は刺入に際して捻鍼をしないので、ちょっともたついている。散鍼についてはいろいろ流儀があり、私の流儀にもあるが、てい鍼を使ったもので、手先の技術はあまり必要がない(あえていうと皮膚を観察して弁証する感覚の鋭敏さが必要か)。

さて、南谷先生は目下の我々にも礼儀正しく好々爺って感じで、人格的にも学ぶことも多かったが、それよりも華麗な散鍼の手の動きにただただ圧倒された。特に押手の動きはヘビやウナギがくねくねと体を動かして水中を泳ぐような華麗な手さばきだ(たとえが悪いか?)。実技時間に「被検者になりたい人」と言われたときに手を挙げたら運良く指名された。ラッキー!散鍼を受けている時まず感じたのは、鍼が当たっている感覚がないこと。押手と刺手が別々なので鍼が皮膚に接触する感覚くらいあるだろうと思っていたが、全く感じない。もうひとつ感じたのは押手を移動させるときの心地よさである。リズミカルで気持がいい。他には押手をリズミカルに動かしているときにも気の往来を感じるようにとの説明をされたときには、はっと気づくものがあった。

さて今後の課題はこれをマネできるかってことである。幸いにして多賀フォーラムを主催している長野仁先生の唯掌論のDVDが販売されていたので買ってみた(販売は和方鍼灸友の会会員限定らしい)。散鍼の細かい訓練法が述べられている。こういうわかりやすくて体系だった指導方法のDVDってあまり見かけない。買う時に5000円は高いと思ったが、見てみるとこれまた「安すぎる!」と思った。これを半年くらい修練し、我々の流儀の訓練方法用にアレンジして組み入れてみよう。長野先生にはどんどん本を書いてもらいたい。

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本日の収穫:『空の思想』

昔、京大の仏教学教授を務めておられた、故梶山雄一先生の『空の思想』を購入。100円。今さらこの手の入門書を買っても仕方ないんだが、100円なんでつい買ってしまった。

梶山先生の論文は、学生時代にいつくか読んだが、非常に論理的な文章で結構気に入っていた。頭のいい人の論理的な文章は好きなのである。私もこういう文章を書きたいものだといつも思うが・・・・ただし、学者は瞑想体験を経た上で論を展開することはまずないので、実践的観点からは疑問に思うことも多いが・・・梶山先生は仏教論理学で業績を上げられたが、こういう分野はまだましだ。

曾我量深・安田理深先生の本も100円で売ってたので買おうか迷ったけど、真宗系の本は親鸞以外は時間の関係で読まないだろうから買わなかった。

アマゾンのマーケットプレイスで『空の思想』見たら6000円からで出品されている。今回買った本は線引きが多いが、1000円くらいで売れるかな?

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はじめての土手焼き作り

本日、木曜日は仕事が午後からの日である。昼前までのんびり過ごすことが多いが、昨日天満市場で牛スジを500gを仕入れてきたので、土手焼きを作った。本格的に作ると、ことこと1時間以上煮ないとだめだが、圧力鍋だとすぐ煮えるのでありがたい。

レシピはインターネット上にあるものをいくつか参考にして作ったが、ダシの分量が多すぎた。これは私の家で使っている圧力鍋に原因がある。この圧力鍋はタッパウエアで購入したのだが、製造はドイツWMF社だそうだ。安手のものとは圧を逃がす構造が違う。安手のものは分銅状のおもりがあって、蒸気を勢いよく逃がすが、タッパウエアのものはピストン状のものが内蔵されていて、あまり蒸気が逃げず、水分の蒸発が少ない。ちなみに定価は44000円(5L)だ。結構高いのだが、以前使っていたおもり式のものよりずっといい。同様のものは、ティファールで有名なフランスのセブ社や、アメリカのビタクラフト社から出ている。

実はどて焼きは初挑戦だったのが、結構おいしくできた。モツ系のものはヨメはあまり好きではないが、旨いといってくれた。カツオと昆布のダシの量に悩んだがケチらない方が上手くできあがるようだ。カツオのけずり節は20g使ったかな?

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本日の収穫

よく行く古本屋にて『言語学入門』を300円で入手。

大学教養部程度の言語学テキストが欲しいと思っていたので買ってみた。
さわりだけでも勉強してみたいと思っていたが、「何千円も出して買うのなら他のものを・・・」
という心理が働いて、この手のものは買ったことがなかった(ソシュールくらいは読んだことあるが)。

評判等は全く知らないで買ったが、ネットで検索してみると、大学生初級テキストとしては
悪くないみたいだ。版も重ねている。まあ悪いものはつかまない嗅覚はあるからね。

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民話の本

治療院近くの天神橋商店街には古本屋さんがけっこうある。ある店などは店頭の100円均一のワゴンに掘り出し物をたくさん出してくれるので、よく買いに行く。今日は「日本の民話」(未来社)という全集ものの「第6巻 房総篇/神奈川篇」「第13巻 京都篇/伊勢志摩篇」を買った。2歳半の子供が寝る前に本を読み聞かせてやると、聞きながら寝るようになったからである。

子供には日本の国土を愛する人間になって欲しいと思っている。私は山や里山歩き・神社仏閣めぐりが趣味のひとつなので、いろんな史跡を見てきたが、日本の古い文化には世界に誇れるものがたくさんある。そういうのを大事にして楽しめる人間になって欲しい。そのためにはまず昔話からだな・・・ということなのだが、さてどうなるか。

「日本の民話」全集はほとんどイラストがなく、あってもカット程度で、小さな子供が楽しめるものではないのだが、読み聞かせるものだし、話もそこそこ面白いので、それでもいいだろう。なんといっても全集ものの1冊が100円というのがうれしい。

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御利益その2

お伊勢参りの御利益その2は純粋に治療技術のことである。

初日に膝を痛めたのは「御利益その1」で述べたが、翌朝出発直前にテーピングをしたのである。

テーピング方法にはいろいろな流儀がある。今回はキネシオテープを使ったのだが、本来とは違った使い方をした。膝の外側用の方法は、本来の方法に従って、5センチ幅のテープに両端からはさみを入れて、X型にしたた。、ただし、これだけだと両端が剥がれやすい。そこで両端をとおって、それぞれ一周する2.5センチ幅のテープを作って強めに巻いたのである。

しばらく歩いていると、ぐるっと一周まわして貼り付けたテープが膝に与える感じがよい。「これって、テニスエルボーバンドと同じ理屈じゃないか?」ってひらめいた。

テニスエルボーはテニスをよくする人や手首をよく使う人がなる疾患で、上腕骨外側上顆炎ともいう。肘の上外側、上腕骨の外側上顆から手の背部につながっている伸筋群に負担がかかりすぎると、上腕骨外側上顆から、伸筋の肘に近い部分に炎症が起きて痛む。これを治療するひとつとして、テニスエルボーバンドを使う。マジックテープの一部にクッションがついているようなものを思い描いていただくといい。肘から掌に向かって数センチの所に巻くと、力の力点が変わって外側上顆についている伸筋腱の負担が軽くなる構造である。

まあテーピングをしょっちゅう使っている専門家には当たり前かも知れないが、新鮮な発見であった。

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御利益その1

7/16~7/17に一泊して伊勢本街道の榛原から伊勢奥津まで歩いた。歩行距離は両日で45キロほどか。山友ともだちがお伊勢参りを数回に分けて歩く企画をしたので、それに便乗したのである。一日の歩行距離が20キロちょっとだし、本格的な山道もなく、峠越えも知れている。登山を趣味としている人間ならたいしたことがない行程だ。しかしひさしぶりに歩いたからか、膝を痛めてしまった。

痛みをす少なくするために、歩き方をいろいろ工夫していると、治療上の気づきがいくつかあった。これはお伊勢様の御利益か?

痛めたのは右膝の外側側副靱帯である。ここを痛めた原因は二つある。私はもともと扁平足で下肢の内側に力が入りにくい筋肉の付き方をしているので膝へかかる上からの力が外へ逃げがちになる。そうすると膝の外側に負担がかかる。これが原因のひとつ。もう一つは筋力低下で、下肢の筋力が弱いと膝が不安定になる。そうすると靱帯へ負担がかかる。両者がかさなって、右膝の外側の靱帯を痛めたということであろう。

今までは、歩くときに足先は外側へ向き、力も外側へいきがちだった。そのようにして歩いて膝を痛めたので、足先をまっすぐ気味に、着地は踵の外側、蹴るときは親指側、両膝はちょっとひきしめるような歩き方をしてみると少し楽に歩けた。

まあこんなことは前から分かっていて、気づいたらそのように歩いてみることもあった。しかし、何時間もそんなふうに歩いたことはなかったので、体が新たな歩行方法を覚えず、もとの悪い歩き方にもどっていたのである。ところが山などの辺鄙なところを歩いていると、なんとかして最後まで歩かざるを得えない。なんとか無理して歩いていると、すっと体に入る瞬間があった。拳法でもダンスでもいいが、身体操作でできない動きができるあの感覚である。神秘学的表現を用いるなら、表象が意志と結びついてエーテル体を変性させ、肉体を変化させることである。このような感覚は今までにも何回も体験したことがあるが、何度体験してもおもしろいものである。

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里芋湿布は結構使える

カゼをひきかけて喉をやられた。リンパ腺の腫れと喉の痛みが少しある。耳にもやや放散痛がある。

そこで里芋湿布をやってみた。里芋湿布とは里芋パスターともいい、里芋をすり下ろしてショウガと小麦粉を加えてペースト状にし、ガーゼに包んで湿布としたものである。捻挫や打撲・関節炎などの炎症性の症状によく効く。自然食・自然療法の愛好家には昔からよく知られて、個人的には病院で出される消炎剤含有の湿布より効くように感じている。

今までは外傷による炎症にしか使ったことがなかったが、手持ちの文献によるとカゼによる喉の痛みに有効と書いてあるので、効くかどうか試してみた。不格好なので治療中には使えない。そこで寝る前に作って喉に貼り、テープで固定してそのまま寝た。

夜の12時頃に寝て朝5時頃に目が覚めた。すると喉の痛みもリンパの腫れも半分以下になっている。なかなか良い感じだ。5時間も同じものを貼り続けるのは長すぎるので、作り替えて貼り直した。出勤前に剥がしたのだが、痛みも腫れも寝る前の2割くらいになっている。これならもう大丈夫だろう。

自然療法は玉石混合であることと、どのような症状に有効かを鑑別しないといけない点に注意していれば、結構使えるから面白い。昔の文献を読んでいると、昭和の前半くらいまでは、一般の人でもこのような智慧を持っていた一般人が結構いたようである。病院での治療の補助としても使ったのだろう。そういう智慧はすっかりすたれてしまったが、もうちょっと復活させないといけないと思う。患者さんにも勧めてみよう。

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中華伝承医学会 第1回新人研修会お知らせ

私が属している流派の中華伝承医学会が、4月より初心者向けの講習会をやりますので、以下にご紹介します。

監修は会の代表である大橋一雅医師で、実際の講習は20年以上の経験を有する陳秀香を中心に、サブとして鹿島が担当します。都合により、他の講師が講習をすることもあります。

1回目は大橋が講義を行い、2回目以降は陳秀香と鹿島が担当します。
初級は入門的な話が続きますが、他では聞けないような内容をたくさん公開する予定です。
初級編をある程度マスターしていただくと、午後からの中級編への参加も可能です。

本格的な中国古流の伝承医学を学びたい方はぜひご参加ください。

対象
・鍼灸師、柔整師、あんまマッサージ指圧師などの治療家
・鍼灸専門学校などの学生
・資格を問わず東洋医学(漢方・鍼灸・推拿・正骨など)に興味のある方
講義内容
・中国古流の伝承医学入門
・脉診(気口九道・奇経八脈)・望診を中心に、弁証施治
・患部に直接打たずに遠隔操作する配穴法
講師陣
  監修  大橋一雅 (医師・医学博士)
  講師  陳秀香 (鍼灸あんまマッサージ指圧師)
  講師  鹿島洋志 (鍼灸あんまマッサージ指圧師)
平成18年度 第1回新人研修会(4/23)

    <日時> 2006年4月23日 日曜日 10:30AM~12:00PM
    <場所> 四天王寺さんめい苑 1階 わいわいルーム
           大阪市阿倍野区三明町1-2-29
           地図リンク
          ※場所は変更されることがありますので、必ず
           お問い合わせの上ご参加ください。

    <内容> 講義「陰陽五行論」 (大橋講師)
           実技「臨床姿勢について」

    <参加費> ¥2,000

    <問い合わせ先>
      ベーネ南船場治療院 ホームページ
       ℡06-6251-1820

      かしま鍼灸治療院 ホームページ
      ℡06-6357-0188

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不思議なご縁

ずいぶんと更新がとどこおっていました。仕事や勉強がいそがしくてあまり手がまわりませんでした。ちょくちょくのぞきに来られている方もいるようで、「更新まだ~」って言われていました。またぼちぼち書き込みします。

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今の仕事をやっていて面白いなと思うのは、ご縁の不思議さです。すっかりご縁が切れていたと思っていた人から治療を頼まれることがあります。

高校時代、ほとんど話をしたことがなかった同級生の女性から、「同窓会のHPを見たら鍼灸師になったとかで、見て欲しいんだけど・・・」って、ほぼ20年ぶりに再開したことがあります。その方は現在東京に住んでいらっしゃるのですが、帰省のたびに寄ってくれたりします。年に1~2回くらいしか来られないのですが、その方の義理のお母さんが、定期的に治療に来られています。

かと思うとやはり昼休み中に、「HPを見たんだけど、うちのすぐ近とはびっくり。懐かしくなって・・・」
って入ってきた女性。やはり高校時代の同級生でした。あまり話したことがなかったけど、他の同級生を数人集めて、治療院の近くにあるフランス料理のレストランで食事をしたこともあります。ここのシェフも同級生。昔話に花が咲きました。

年賀状のやりとりだけ20年ほどしていた恩師の先生から「ちょっと家族を診てくれないか・・・」って電話をもらったときはびっくり。普通のサラリーマンをしていたらこういうご縁はあまりなかったでしょう。

そもそも不思議なのは、私を中国医学の世界に導いてくれた師匠との出会い。私の師匠は中国医学の、とある古流派の伝承者です。ほとんど知られていない流派で、もちろん日本で伝えているのは師匠一人です。私は、師匠が古流派の技術で治療を始めたころの患者のひとりでした。その私が鍼灸師になり、最近は学生にちょくちょく教えたりするようになっています。

このような不思議なご縁は、自分の力を超えた働きだと感じています。

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今新宿のゴッドハンド、あん摩・マッサージ・指圧はテラフィあけぼの橋に。
神奈川県の不妊・婦人科の鍼灸治療は、小田原のビッグママことビッグママ治療室で。

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調味料バトンが回ってきました。

味料バトンが、 はつきさんから、回ってきました(^^)。

父親が肉体労働者だったので、実家は結構濃い味付けだったが、ヨメさんが薄味好みなので、結婚してから薄味派になりました。というか、私にはもともと胃腸に自病があったので、素材の味がはっきりしている薄味の方が好きでした。それでヨメさんの味が合ったんだろうなぁ。

食べ物といえば下のQ1で書いてますが、フライ・天ぷらものはほとんど食べません。揚げ油が胃腸に悪いので、よほどいい油で揚げているものしか食べません。揚げ物はあとかたづけが面倒だし・・・

■質問項目
【Q1】次のメニューにどんな調味料をかけますか? 薬味は含みません。
目玉焼き   →  しょうゆ
納豆     →  しょうゆ+からし or 大根おろし+醤油
冷奴     →  ねぎ・しょうが
餃子     →  酢醤油+ラー油
カレーライス →  なにも、
ナポリタン  →  最近全然食べてましぇん
ピザ     →  これもたべてねぇなぁ
生キャベツ  →  マヨネーズor 塩
トマト    →  そのまま
サラダ    →  しょうゆか、マヨネーズ
カキフライ  →  大根おろしの入った天ぷらだし
メンチカツ  →  食べない
コロッケ   →  食べない
天ぷら    →  大根おろしの入った天ぷらだし
とんかつ   →  食べない
ご飯(おかず無しの時)→ママばあば特製の塩昆布魚やタコが入っていて旨い(^^)

【Q2】周囲に意外だと驚かれる、好きな組み合わせはありますか?

 納豆+大根おろしの組み合わせは関西ではまれだと思います。
 から~い大根おろしが納豆菌?の作用で辛みがなくなっちゃって美味しくなるのが
 いいです。辛くない大根おろしでやるのはだめですね。
 大学生時代、新潟の出身の彼女に教えてもらいまちた。

【Q4】バトンをまわしたい5名は誰ですか?

 もしよかったら、書いて下さいね~(^^)

5人もいないのでとりあえずひとりだけ。

  白山治療院

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今年の暑中見舞い

患者さんに毎年暑中見舞いを出していますが。今年のは下記のようなものを作った。

5summer

暑いですね。中国伝承医学でいう夏は梅雨明けからお盆過ぎあたりまでです。伝承されている猛暑の対処法を書いてみましょう。「緑野菜と発酵して酸味があるタンパク質を食べる、空色の服を着る、肌を海の陽気にさらす、高所へ避暑に行く、早寝早起き、仕事は午前中にすまして午後はぶらぶらする…」ムムム、私でもなかなか難しいです。

とはいえ一つや二つなら出来そうです。発酵食品は好きだし、1歳半の息子を海デビューさせたいし、山で1~2泊したい。できるできないにかかわらず、このように今までと違った意識で生活してみようとすることを、養信といって、夏の真の養生法だったりします。

ちなみにお盆過ぎからは長夏(労倦の夏)といって養生もまた変わります。

お見舞いの言葉だけでなく、何か短い文章を入れた方が反響がある。それもワンポイント健康情報みたいなのではなく、私的なことも取り混ぜて書いた方が受けるみたい。

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