無免許灸治療で住職逮捕2004/02/13

10日にお寺の住職が無免許で灸治療をやっていたとして「あん摩マッサージ指圧師等法違反」容疑で逮捕されたようです。

Yahoo!NEWS <住職逮捕>本堂で無免許の灸治療やマッサージ 奈良

はりキュウいいなドットコムの無免許対策関連の書類と新聞記事及び諸情報ページ

捕まった住職は、直接灸といって艾(もぐさ)を肌に直接すえる灸をしていたようです。これは痕が残るやりかたです。

直接灸に対して、隔物灸という、肌と艾の間に生姜のスライスや塩を置いてやる方法や、棒状になったお灸を皮膚にかざすだけのお灸の方法があります。こちらは結構無資格でもやっている人がいますが、彼らは捕まらないのかなあ?

上記の無資格云々の話とは関係ありませんが、大阪にも、「無量壽の灸」「弘法の灸」などといって江戸時代からお灸をしているお寺があります(こちらのお坊さんは代々資格を取っていらっしゃるそうです)。こういったところでは打膿灸といって、大きな痕の残るお灸をします。皆さんの中にも背中に10円玉くらいの大きな灸痕を残しているお年寄りを見た方もいらっしゃると思います。私の同業の友人が後学のためにやってもらいにいったそうですが、カゼを引きにくくなったと言ってました。民俗学的にはなかなか面白い風習だと思います。

ちなみに最近の鍼灸院はそんな大きなお灸はしません。せいぜい米粒を輪切りにしたくらいの大きさです。

ホーム