中医で花粉症を治す方法22004/03/10

昨日は中国医学的な花粉症の治し方を書いた。ようするに「食生活から来ていることがほとんどだから、それを改善しないとなかなか治りませんよ」ということだ。

患者さんは私のところへ治療を受けにこられるわけだが、このとき「なんかしてもらって治して欲しい」という意識がほとんどの人にあるんですね。病気というのは「治してもらうもの」であって「どうやったら自分で治せるか」という意識の人は少ない。こういう人はなかなか治らない。

人間の心身の健康はそれぞれの要素が単独で存在しているのではなく、どの要素も関連しあって出来ている。ミクロレベルでは遺伝子や細胞から大きくは自分を取り巻く環境から、それぞれが関係し合って人の心身は出来ている。ある部分が病気になったからといってそれだけ見ていても根本的な解決にはならないことの方がはるかに多い。

治療をしながらそんな発想を患者さんに持っていただけるようにあれこれ腐心する。鍼灸そのものの即効的な治療効果で患者さんをびっくりさせながら、中国医学風の全体論的な養生観をいかに患者さんに実行させるかが腕の見せ所・・・・なのだが、なかなかこれが難しい。

「なんかして治してくれ」って治療に来ておいて、治療者からいきなり「食生活が悪いから変えろ」だけじゃ続けてきてくれないからね。

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