習得とセンス2004/08/15

二ヶ月ぶりで中国武術の講習会があった。今までの復習と、前回から始めた陳式太極拳の続きを習った。太極拳にはいろいろな流儀があるが、私は陳家の老架式を習っている。ただし本来の老架式の套路は100以上あって初心者には難しい。だから簡化三十二式を教わっている。日本でも有名な簡化二十四式より動作が少し多いし、身体動作は苦手なので順番を覚えるのが大変だ。それに加えて太極拳は動きが複雑なのでよけいに難しい。こういったものを身につけるにはセンスが一難重要だと思う。

どんな分野でもそうだが、覚えるには記憶力やどれだけ繰り返すかが重要だが、それ以上にセンスが重要だと思う。自分のセンスにあったものを覚えるのは早いが、そうでないものは遅い。記憶力がいい人でもセンスがある分野とない分野では収得するのに差がある。

鍼灸でも事情は同じだ。鍼灸の技術を初心者に教えても、センスがない人は何年やろうが、熱意があろうが、身に付かない。こういう人はプロには向かない。

さて、武術の話に戻るが、私にはセンスがないので、なかなかすっとできない。同時期に入門した兄弟弟子でも武術の心得のある人は覚えるのがうまい。もともと体を動かして覚えることは苦手である。でもまあ私は武術のプロになるわけではないし、格闘するために始めたわけでもないので、のんびり覚えるつもりだ。先生にとっては教える張り合いがない生徒かもしれないが。

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