小児の疳虫(かんむし)に甘麦大棗湯2004/11/09

息子の鼻水と痰のキレをよくするために甘草乾姜湯を漢方薬局へ買いに行く話を書いたが、行ったときにオヤジさんに疳虫(かんむし)の漢方薬のことを聞いてみた。それで処方されたのが甘麦大棗湯である。中医方剤学の辞典で調べてみると、効能に養心安神と書いてある。『金匱要略』に記載されているので、ずいぶん昔からつかわれているようだ。『金匱要略』婦人雜病脉證并治第二十二には「 婦人藏躁.喜悲傷欲哭.象如神靈所作.數欠伸.甘麥大棗湯主」と書いている。出産した女性が、産後の肥立ちがわるくて、また育児ノイローゼがかさなり、精神的に不安定になったときに使うようだ。

甘麥大棗湯を構成する生薬は甘草・小麦・大棗である。甘草は甘味、大棗はナツメである。小麦は小麦粉の小麦である。これも一般食品から構成されているんだなあ。甘草や大棗は中華料理で多用されるから、中国食品を売っているお見せなら必ず置いている。最近は大型スーパーにも置いているところがあるなあ。しかも安い食材だ。

漢方薬局のオヤジさんに処方してもらったのはエキス剤なのだが、お湯で溶かして息子に飲ませてやっると、甘いのが気に入ったのか、ニッコリしながら「もっとくれ!」とせがまれる。あのぉ~、ジュースじゃないんですけれども・・・(笑

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