『鍼灸の挑戦』 鍼灸関連のお勧め本
『鍼灸の挑戦』という本を読んだ。患者さんに「鍼灸について何か良い本はありませんか?」って聞かれることがある。専門書や哲学・思想書を読むのになれている人向けの本なら良書がいくつかあるが、ややこしい本をあまり読まない方にお勧めできる本はほとんどない。鍼灸は近現代、重視されれなくなってしまった医療だからしかたがないのだが。ところが最近の代替医療ブームで、ふたたび注目を浴びだして、一般向けの本を書いても採算がとれるようになるだろうと出版社が判断したのか・・・
まあ、そんなことはともかく、素人の方が「鍼灸でどんなことが治るの?」「どんなことやっているの?」といった疑問をもったとき、その解決の端緒になるようなことを網羅したのがこの本だ。作者は共同通信者の新聞記者で、病気を経験されて東洋医学に目覚め、鍼灸師の資格を取られた方だ。
鍼灸にはいろいろな流儀があるのだが、この本では日本で受けられる代表的なものを俯瞰している。現代医学的な研究も少しずつではあるが進んでいることも書かれてある。鍼灸治療を受けてみたいという方は、本書を読むのをお勧めする。
ちなみに現代中国の鍼灸の方法についてなら『鍼灸の世界』をお勧めしておく。著者は中国人で、中国の鍼灸医師だった人だが、来日されて新たに日本で鍼灸師免許を取られた。鍼灸学校の講師もされていて、現代中医鍼灸学では指導的立場の人である。
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» 『鍼灸の挑戦』 松田博公 [猛読醉書&紅茶日記]
鍼灸は進化しつづけている。読後感想はそのヒトコトに尽きます。実はハリとお灸って世界中に広まっています。本書によると100カ国以上に普及して、10万人以上の治療家がいるそうです。著者は共同通信編集部出身の鍼灸師であり、鍼灸ジャーナリスト。日本全国の鍼灸師...... [続きを読む]
受信: 2005.04.26 08:07 午後

コメント
一般のお客様に、この手の本って
推薦難しいですよね。
わたしは、いいかげんに説明や勘違いされたくないので
辞書的なものや教科書のようなものを
推薦してしまいます。
治療にあたり、一番困ってしまうのが
わかったつもりだと思っていますし。
良いのか悪いのかわかりませんが
人々の役には立つが、儲かりの少ない商売。
私の治療を受けて毎年何名かのお客が
鍼灸マッサージの資格を取りに行きます。
投稿 くーちゃん | 2005.02.25 02:52 午後
くーちゃんさん
確かに本の紹介は難しいですねぇ。私のやっている
流派の本というのはないし・・・
>私の治療を受けて毎年何名かのお客が鍼灸マッサージの資格を取りに行きます。
それはすごいですね(^^)
私のところは学生さんが来るくらいです。
投稿 瞑想的生活 | 2005.02.25 03:29 午後
両方読んでみました。
鍼灸の世界は、読み物として面白かったです。
鍼灸の挑戦は、医療関係者がなんとなく
鍼灸を知るためにはいいかなって感じくらいですw
でも紹介のおかげで最近古典頑張ってます。
素問、霊枢や、難経など昔買ったものの放置したまんま。
古代中国文字の先生に習って今勉強中です。
普通の鍼灸師以上に古典知っててビックリしました。
理解するだけでも一生かかりそうです
l|li_| ̄|○il|li
投稿 くーちゃん | 2005.03.17 06:36 午後
くーさん
>素問、霊枢や、難経など昔買ったものの放置したまんま。
そりゃぁもったいないです(^^)
私は最近、張景岳の『類経』をとぼとぼよんでいるのですが、これってすご~~く面白いですぅ!
>古代中国文字の先生に習って今勉強中です。
甲骨文字とかですか?
まさか白川静先生じゃぁないですよね(;^^)
投稿 瞑想的生活 | 2005.03.17 06:45 午後
白川先生じたい知りませんww
何文字なのでしょうか?
大阪の大学で古代中国史とか勉強していたらしく
鍼灸師より詳しいかもなどと思ってしまいました。
投稿 くーちゃん | 2005.03.22 08:52 午後