才能と神経症的生き方(1)2005/02/18

確定申告の季節だ。あとは印刷するだけでほっとしている。治療院を始めてからなにからなにまで一人でやっているのだが、会計処理だけは苦手である、というかまったく才能がない。青色申告ソフトは弥生会計を使っている。現金出納帳・預金出納帳・買掛帳・売掛帳を正しく入力すれば申告書を印刷してくれるところまでやってくれる。とても便利で助かっている。ソフトが確か3万円くらいだったので、かなりコストパフォーマンスが高いと思う。

ところがである、こういったソフトを使っていてもしょっちゅう入力間違いをする。今日も青色申告用紙に打ち出してチェックしていたら、減価償却費を算入するのを発見した。所得税の申告書も一度打ち出してチェックしたら記入漏れがあった。明日、税務署に青色申告書を取りに行って、印刷しなおさないといけない。

数年前から国税庁のHPで確定申告の計算や印刷ができるようになって、とても重宝している。こちらはただだからすごいと思う。国税庁が作る前は、専用のソフトが必要だったからね。

ともかく、私にはこの分野の才能がないことを痛感する。だから仕事にしている税理士・会計士の方は本当に尊敬してしまう。まあ、どんな分野でも一流になろうと思ったら天性の才能が必要だ。天性の才能でなくても、そこそこの才能と努力する才能があれば二流でなんとか食べていける。問題は、全く才能がないのに、努力する人たちだ。どの分野でもこういう人っているんだよね。自分の才能のなさが自覚できずに努力する人たちはとても神経症的な人生を送ることになる。そこから体調を崩して治療に来られる患者さんがいらっしゃるのだが、どうアドバイスしたものか迷う。「あなたの体調の悪さは、今の仕事をしている限り治りません。自分を見つけて、自分にあった仕事に就きなさい。」とアドバイスしたい患者さんがときどきいる。職務を超えているような気がして、聞かれない限り言わない。

幸いにして私は才能がある分野とない分野を自覚しているのでひどい神経症にはならずに済んでいる。今の仕事につくまでは、そのことが分からずにずいぶんと苦労したけれども。

ホーム