里芋湿布は結構使える2006/05/31

カゼをひきかけて喉をやられた。リンパ腺の腫れと喉の痛みが少しある。耳にもやや放散痛がある。

そこで里芋湿布をやってみた。里芋湿布とは里芋パスターともいい、里芋をすり下ろしてショウガと小麦粉を加えてペースト状にし、ガーゼに包んで湿布としたものである。捻挫や打撲・関節炎などの炎症性の症状によく効く。自然食・自然療法の愛好家には昔からよく知られて、個人的には病院で出される消炎剤含有の湿布より効くように感じている。

今までは外傷による炎症にしか使ったことがなかったが、手持ちの文献によるとカゼによる喉の痛みに有効と書いてあるので、効くかどうか試してみた。不格好なので治療中には使えない。そこで寝る前に作って喉に貼り、テープで固定してそのまま寝た。

夜の12時頃に寝て朝5時頃に目が覚めた。すると喉の痛みもリンパの腫れも半分以下になっている。なかなか良い感じだ。5時間も同じものを貼り続けるのは長すぎるので、作り替えて貼り直した。出勤前に剥がしたのだが、痛みも腫れも寝る前の2割くらいになっている。これならもう大丈夫だろう。

自然療法は玉石混合であることと、どのような症状に有効かを鑑別しないといけない点に注意していれば、結構使えるから面白い。昔の文献を読んでいると、昭和の前半くらいまでは、一般の人でもこのような智慧を持っていた一般人が結構いたようである。病院での治療の補助としても使ったのだろう。そういう智慧はすっかりすたれてしまったが、もうちょっと復活させないといけないと思う。患者さんにも勧めてみよう。

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