御利益その22006/07/20

お伊勢参りの御利益その2は純粋に治療技術のことである。

初日に膝を痛めたのは「御利益その1」で述べたが、翌朝出発直前にテーピングをしたのである。

テーピング方法にはいろいろな流儀がある。今回はキネシオテープを使ったのだが、本来とは違った使い方をした。膝の外側用の方法は、本来の方法に従って、5センチ幅のテープに両端からはさみを入れて、X型にしたた。、ただし、これだけだと両端が剥がれやすい。そこで両端をとおって、それぞれ一周する2.5センチ幅のテープを作って強めに巻いたのである。

しばらく歩いていると、ぐるっと一周まわして貼り付けたテープが膝に与える感じがよい。「これって、テニスエルボーバンドと同じ理屈じゃないか?」ってひらめいた。

テニスエルボーはテニスをよくする人や手首をよく使う人がなる疾患で、上腕骨外側上顆炎ともいう。肘の上外側、上腕骨の外側上顆から手の背部につながっている伸筋群に負担がかかりすぎると、上腕骨外側上顆から、伸筋の肘に近い部分に炎症が起きて痛む。これを治療するひとつとして、テニスエルボーバンドを使う。マジックテープの一部にクッションがついているようなものを思い描いていただくといい。肘から掌に向かって数センチの所に巻くと、力の力点が変わって外側上顆についている伸筋腱の負担が軽くなる構造である。

まあテーピングをしょっちゅう使っている専門家には当たり前かも知れないが、新鮮な発見であった。

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