神秘学と民族2009/11/10

今日の読書

ここ数日、治療の合間に雑誌の編集をお手伝いしていて、ちょっと疲れた。編集していたのは日本人智学協会の関西支部が年2回発行している機関誌。原稿の作成は編集部の方で行って、だいたいまとめてくださるのだが、なにぶん素人の有志が集まって雑誌を作っているので、原稿の版下作成が思うよういかない。みなさん芸術系の方が多く、コンピュータが苦手なので、私がお手伝いしているというわけだ。版下原稿にイラストを入れたり体裁をととのえたりするのが私の役目だ。

日本人智学協会というのは、シュタイナーという思想家を学ぶグループで、私はそこの関西支部に所属している。雑誌にはシュタイナーの著作の翻訳や、主催者の高橋巌先生の講義録なんかを掲載している。残念ながら今回で最終号になる。

今回掲載されるのは、「カルマから見た時代と民族と個人」という講演録と、「三種の神器としてのオイリュトミー」という講義録だ。前者は高橋先生が昨年末に京都で講演された講演録で、神秘学と民族とカルマの関係について述べられている。20年以上にわたって思索を深めこられたテーマだ。

後者は天才舞踏家の笠井叡先生が昨年名古屋でおこなったオイリュトミー講座の講義部分。テーマはエソテリズムからみた古事記論で、大石凝眞素美の言霊論と身体論が軸になっている。古事記の話なので、天皇の神秘学的解釈なんかも当然出てくる。笠井先生の文章はマニア受けする内容だが、他ではなかなか読めない貴重な文章となっているので、ぜひ買ってください。ちなみに一般の書店には出ません。

追記:京都の三月書房さんでも買えるようになると思います。バックナンバーも置いていただいています。

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