灸あたり 治療後の不快感

 

灸あたりとは、
お灸をしたあとに「やたらとだるくなる」「熱が出る」「のぼせる」「はきけ」などの症状がでることをいいます。
とくにあまり鍼灸治療を経験されたことのない方に起こりやすいです。

灸あたり一般的解釈は瞑眩(めんげん)です。
瞑眩とは治療の好転反応として一時的に病状がわるくなる、
あるいは副作用が起きることと、漢方医学で解釈されています。
そして誤治や刺激過多とは別にとらえられること、
一時的なものなのでそのうち起きなくなる、
と解釈されることが多いです。

灸あたりの対処法

灸あたりの対処法としては

・即刻中止して鍼灸師の判断をあおぐ
・熱いめのお風呂に入って早く寝る
・再開するときは刺激量を抑える
・生半可な知識でお灸をしない

などでしょうか?通常は長くても2~3日で治まるので、
深刻な事態に陥ることはほとんどないです。

灸あたりに関する筆者の見解

灸あたりに対する筆者の見解

灸あたりにしろ瞑眩にしろ治療が適切ではなかった、
技術的に未熟だったために起きた現象と私は考えています。
それを「灸あたり」や「瞑眩」とするのは、
自分の未熟さを隠す言い訳にすぎないのではないかと思います。

灸あたりが起きる原因として


・刺激過剰
・誤治
・患者さんがどういう反応をするのか予測できなかった

などが考えられます。
しかしこれは名人といえどもなかなか完全に避けることは難しいかと思います。

刺激過剰かどうか、患者さんのからだがどう反応するかは、
経験を積んで上達すれば初診でもかなり分かってきますが、
人間のからだは不思議なもので、パターンどおりに反応するとは限りません。
100人のうち99人は予測どおり反応をしても、
一人はとんでもない反応をするという例は、
治療にたずさわっている人間ならだれでも経験することです。

ただ、どんな名人であっても神様ではないので、すべての人間を治せるわけではない。
患者さんがどういう反応するかなんて、
どんな天才的治療家であっても100%予測するのは不可能です

重要なのは患者さんのからだに深刻な悪影響を与えないことと、
「灸あたり」や「瞑眩」が起きたときにどう対処すればいいかを知っていることです。

患者さんは治療家に100%を求めがちですが、
それは不可能だということを知っておいていただきたいです

上記は治療家としての本音です。
ただ、すぐに不安になる患者さんなんかも結構いらっしゃいますので、
上記のようなことを意識して「それは灸あたりです/瞑眩です」とアドバイスして安心させることは
臨床的にはアリだと思います。次によりよい治療をすればいいのですから。


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