わきが(ワキガ:腋臭症)のお灸治療

 

面白いお灸治療の病気に、「わきが」があります。「わきが」は腋臭症ともよばれます。

わきが(ワキガ)の西洋医学的な原因

西洋医学的には腋窩部(脇・わきの下)のアポクリン腺から出る汗が原因です。
アポクリン腺の分泌物そのものに臭いはありませんが、
皮膚の上にある皮脂腺から分泌される脂肪分や、エクリン腺から出る汗と混ざり、
それが皮膚の常在細菌により分解され、ワキガを発生させる物質が生じます。

わきが(ワキガ)の中国医学的な原因

「わきが」は、
中国医学の上ではからだに熱と湿がこもりやすいタイプの人に発生しやすいと考えます。
肉食・アルコール・香辛料が好きで過食しやすい人、野菜の摂取量が少ない人がそれに当てはまります。

専門的には肝胆湿熱系心熱系の人がなりやすいと考えます。

わきが(ワキガ)のお灸治療

お灸治療をする前に、体質改善が重要で、
肉食・アルコール・香辛料は控え、野菜の摂取量を多くし、夜遅い食事も止めます。
鍼灸治療においては肝胆湿熱や心熱などの体質を改善治療が必要です。

以上の体質改善をふまえ、お灸治療にとりかかります。
ここでは『名家灸選』に述べられている治療法をアレンジしてご紹介しましょう。

  • まず脇毛を剃ります。
  • 次に良質の天花粉もしくはベビーパウダーを脇に塗ります。
  • しばらくするとブツブツとしたツボがいくつか現れてきます。そこがお灸をすえるツボになります。
  • お灸をすえます。点灸用もぐさで透熱灸、もしくは八分灸にします。大きさは半米粒大くらいがいいでしょう。八分灸のかわりにせんねん灸などを使ってもいいでしょう。

考察

天花粉を塗った所に現れてくるツボが、活発に活動している汗腺(アポクリン腺・エクリン腺)と思われます。

透熱灸の場合は汗腺を焼き切って、分泌物を出なくする作用があると考えられます。
灸痕が残ります。

八分灸の場合は常在菌を殺し、分泌物を乾燥させる作用があると考えられます。
この場合は、灸痕は出きませんが一時的な治療になると思います。

レーザー治療でひとつひとつ汗腺を焼いてしまう方が確実かと思いますが
治療費がかなりかかりますので、とりあえずお灸治療を試すといいかと思います。

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