墨灸(もんもん) 火を使わないお灸

 

鍼灸の一分野に、小児鍼があります。
乳幼児~小学校低学年くらいの「かんむし」「夜泣き」「おねしょ」なんかを治す分野で、
こればかりやっている治療院もあります。
関西、特に大阪では江戸時代から盛んです。

大阪の地名に針中野というところがあります。
地名の由来は小児鍼で有名な中野家です。
中野家は江戸時代以前から続く家系で、伝説では弘法大師によって小児鍼が伝えられたとか。
門前市をなすくらいに流行し、江戸時代の大阪の長者番付に載るくらいでした。

それはともかく、小児鍼の分野で異彩を放つのが、滋賀県でよく行われていた墨灸(もんもん)です。

滋賀の墨灸(もんもん)

「もんもん」と俗称される墨灸は、滋賀県の草津市の穴村が有名です。

墨灸は漢方薬の中に墨を垂らし、筆でツボに少し大きめの点をつけます。
漢方薬が皮膚を介して体に浸透していき、その薬効を狙ったものですが、
おまじないのように見えるのが愛嬌です。

全然痛くも熱くもないので、子供さんにはお勧めです。
難点といえば、服が汚れる可能性があるのと、見た目がおまじないみたいなことくらいでしょうか?

普通の鍼灸院ではほとんど行っていませんが(筆者のところでもやっていません)、
滋賀や京都あたりの鍼灸院だとやっているところがあります。
ここでは私がお世話にもなり、尊敬する京都の大先輩、猪飼先生の治療院をご紹介します。
京都市内で墨灸をやっていますので、お近くの方は受診してみられるとよいでしょう。
リンク先のHPに、墨灸の写真が掲載されています。ぜひ、ご覧になってください。

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